養徳鍼灸院

鍼灸について
美容鍼灸について
ストレッチについて

鍼灸について

質問票や聴き取りの情報をもとに、お身体に合わせた施術を行います。
同じお悩みだったとしても、体質や生活習慣などによってその原因は異なります。また、同じ人でもその日の体調や気候によって適切な処置が変わることもあります。そういった点をひとつひとつ考慮しながら組み立てる”テーラーメイドの鍼灸施術”です。

お悩みのある部分に近い箇所だけでなく、気・血・水の巡りや神経のつながりを考慮して全身に施術を行います(原則40分以上のコース)。

お灸の香りについて

当院での施術には「もぐさ(艾)」を原料としたお灸を用いる場合があります。
もぐさとは、草餅にも使うよもぎの葉を乾燥させて精製したものです。
よもぎの葉にはシネオールという成分が含まれ、それによってもぐさ灸は独特の香りを放ちます。
嗅ぐだけでリラックス効果が期待できる、素朴な香りです。
タバコのにおいと勘違いされる方もいらっしゃいますが、タバコの成分は含んでおりません。
不安なくご利用ください。

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鍼灸施術
初めてご利用される方は40分以上のコースをおすすめしております。
9,800円(たっぷり施術) 60分
7,500円(スタンダード施術) 40分
4,500円(絞り込み施術) 20分
2,500円(小児はり) 10分
当院で行っている鍼灸
伝統鍼灸
伝統鍼灸全般について

伝統鍼灸は、漢の時代(紀元前200~紀元後200年ごろ)に成立した中国伝統医学の原典である『黄帝内経(こうていだいけい)』をルーツとしています。
『黄帝内経素問(こうていだいけいそもん・中国伝統医学の医学理論や鍼灸理論を書いた書)』および『黄帝内経霊枢(臨床に重きをおいた書)』をルーツとしています。中国、朝鮮半島、日本における伝統医学のルーツは、黄帝内経です。
「陰陽論」という古代中国自然哲学を用いて、自然や心身を分類整理し、生理、病理、施術を説明しています。伝統的な鍼灸では、心と体の陰と陽のバランスを調整して回復力を助けることに重点を置いて施術を行います。

経絡と経穴(ツボ)について

経絡は、中国伝統医学独自のシステムで、概念的には血液や体液の循環系と神経系を合わせたようなものです。古代中国人の体感や、臨床経験の集積から生まれたと考えられています。
「内蔵と各組織や器官は経絡を通してつながっている」とされ、内臓の不調が経絡の不調となってひいては組織や器官の不調へ、また組織や器官の不調は経絡の不調となってひいては内臓の不調につながると考えられています。
経絡の機能を調整し、それを通じて内臓機能や組織や器官の不調に作用できるとされるポイントが経穴、いわゆるツボです。

中医鍼灸

中医鍼灸は、現代中医学に基づく鍼灸です。
現代中医学では、「弁証論治」と呼ばれる独自のシステムが用いられます。身体の状態を「証」と呼ばれる分類に当てはめ、それに合わせた薬の処方や鍼灸を行うシステムです。また、ツボの性質や作用を「穴性」と呼び、証ごとに対応する穴性のツボの組み合わせを使って対処します。
弁証論治は漢方薬と鍼灸共通のシステムなので、漢方薬と鍼灸の併用案を提示しやすいのが特徴です。
クライアントの心身の主観的な訴え、舌そして脈の所見が重要視されます。

日本伝統鍼灸

日本伝統鍼灸は、中国伝統医学の鍼灸が日本で独自の発展を遂げたものです。
脈や、体に触れて内臓や経絡の状態を把握することに重きが置かれています。
多くの流派があり、流派間でかなりカウンセリング・検査・施術の方法が異なります。当院院長は、腹部の検査および腹部の施術を重要視する「夢分流」と、お灸を重要視する「沢田流」という流派に造詣が深いです。

現代鍼灸

現代鍼灸は、トラブルを起こしている箇所を理学検査などで探り当て、その見立てを元に鍼灸を行う方法です。
一般的に筋骨格筋系の痛みや障害に対しては、現代鍼灸からのアプローチを考慮して行うことが多く障害を起こしている筋肉、トリガーポイント、神経走行などを考慮して鍼灸の施術ポイントを選択します。当院では、中医学的な証も念頭において、施術ポイントを選んでいます。
状況に応じて、低周波鍼通電や微弱電流鍼通電を行います。

耳介刺激法

日本では、耳介鍼灸やいわゆる「耳ツボ」として知られています。
耳介のポイントに対する刺激で、痛みのケアや心身の機能調整を行う施術法です。
世界的には、フランスの医師ポール・ノジェ博士によって体系化された「ノジェ式」と呼ばれる施術法の、臨床研究が盛んに行われています。
日本では2018年に、アメリカの現役および退役軍人に対する疼痛ストレスケアに用いられている「戦場鍼(BFA)」が 紹介されて話題になりました。
当院で得意とするのは、BFAとノジェ式を組み合わせた疼痛ケアとノジェ式耳鍼によるアレルギー性鼻炎ケア、食欲抑制ケアなどです。

鍼灸の作用メカニズムについて
血流増加
(1)軸索反射

鍼施術を行うと、いった鍼のまわりが赤くなることがよくあります。これは、周囲の血管が拡がり、血流が増加しているためです。

鍼の刺激は主に

  1. ①感覚神経終末のセンサーを通して脊髄へと伝わり、最終的に脳に届く
  2. ②感覚神経終末から、別の感覚神経の枝に向かって伝わるという2つの経路で身体中に伝わります。

なかでも②の経路において、感覚神経の枝からCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という物質が分泌され、鍼を刺した周囲の血管が拡がります。これを「軸索反射」と呼んでいます。近年では、鍼の刺激が血管拡張物質であるNO(一酸化窒素)の合成を促すこともわかっています。

(2)交感神経抑制

末梢血管の収縮は交感神経によってコントロールされています。交感神経が興奮すると、血管が収縮します。鍼灸の刺激により交感神経の働きが抑制されると、血管が広がって血流が良くなります。この現象は、施術箇所に関わらず、離れた箇所や全身に作用します。昔より、血の巡りが良くなるツボが伝わっています。

痛みの緩和
(1)アデノシンによる、刺鍼部位の疼痛緩和

鍼をした箇所において鎮痛物質のアデノシンの濃度が上昇して、痛みが緩和されます。

(2)血流促進による疼痛緩和

血流低下が痛みに関わっている場合、鍼灸による血流増加により痛みが緩和されます。

(3)ゲートコントロールによる疼痛緩和

さするなどの触刺激は、Aβ神経を興奮させます。施術によってAβ神経が興奮すると、Aδ神経やC線維を伝わる痛みの信号が、妨害されます。

(4)交感神経抑制による疼痛緩和

交感神経の過剰な興奮は、血流を悪くして慢性的な痛みを悪化させます。また、けがの古傷などでは、交感神経の興奮が痛みを感じる神経に伝わり痛みを引き起こすことがあります。ストレスや天気など交感神経を興奮させる要因は、痛みを悪化させるので、交感神経興奮が抑制されると、痛みは緩和されます。

(5)内因性疼痛抑制

体には、過剰な痛みをコントロールする仕組みが備わっていて、鍼刺激や鍼通電刺激で誘発されることが知られています。

(6)筋緊張緩和による疼痛緩和

過剰な運動神経や筋交感神経の興奮などによって起こる持続する筋緊張は、痛みの感度を中枢神経レベルであげることが分かってきています。この痛みのトラブルは全身に及ぶこともあります。鍼灸刺激による過剰な運動神経や筋交感神経抑制、そして軸索反射による血流増進は筋緊張をやわらげて、疼痛を緩和します。

(7)痛みの認知の調整

鍼刺激が、脳内での痛み認知に仕組みに影響を与えることが分かってきています。痛みの箇所に明確な痛みの原因が確認できない、脳内の痛み処理のトラブルによって起こる痛みに対して、鍼灸が期待できる可能性があります。

(8)免疫トラブル緩和による疼痛痛緩和

鍼灸刺激が神経の免疫調節機構を介して、免疫トラブルからおこる体のだるさ、よく分からないお悩み、痛みなどをケアできる可能性があります。

鍼灸と自律神経

自律神経の不調を訴えて鍼灸院へ来院される方は、少なくありません。自律神経系は意識的にコントロールできない、自動的に行われている体の機能の調節システムです。内臓や内分泌の働き、血流、発汗、排せつなど様々な機能を調節しています。自律神経の最上位の司令塔は脳の視床下部という場所にあります。視床下部は様々なストレスに反応して体を整えようと仕事をしますので、持続する過度なストレスは自律神経の働きを狂わせます。鍼灸は、この不調和を起こした自律神経を調整する働きがあります。

自律神経の不調などで起こる内臓の機能失調が、神経的なつながりを通して特定のポイント、ツボの緊張、圧痛(押したら痛い)、他覚的冷感、熱感、発汗などを引き起こします。これを内臓体性反射と呼んでいます。
この自律神経の不調和で生じた異常ポイントに鍼灸で刺激を加えると、自律神経の機能がととのって内臓の機能の回復に繋がります。
これは、体性内臓反射、体性自律反射などと呼ばれる体の仕組みを利用した施術方法です。
これらが、鍼灸師が体のコリなどを探って体の調子、自律神経をととのえるカラクリとなります。

お灸の期待できる効果

お灸は、艾(もぐさ)を使用して直接または間接的に温熱刺激を与える伝統的な施術方法です。この温熱刺激や微小な火傷によって、血流の増加、免疫系の活性化、そして神経反射を通じたツボの刺激が期待されます。
お灸の効果が期待できる要因の一つとして、熱ショックタンパク質(Hsp)が注目されています。 Hspは、細胞が熱や化学物質、虚血などのストレスにさらされたときに増加するタンパク質で、細胞を保護する役割を持っています。ラットを使った研究では、お灸によってHsp70が増加することが報告されており、このタンパク質が増えるのは施術直後ではなく、数時間後に見られることが分かっています。これが、お灸の効果が「じわじわと効いてくる」と感じる理由の一つかもしれません。
Hspには病への抵抗力を高めたり、体の不調を改善へ導く様々な働きがあることが知られています。たとえば、温められた動物が感染症に対して強い抵抗を示すことが研究で確認されています。Hspは、タンパク質の合成や運搬、分解をサポートする「分子シャペロン」としても機能し、さまざまなストレスに対抗するために生物にとって重要な役割を果たしています。
近年では、モクサアフリカとウガンダのマケレレ大学による結核患者を対象とした足三里へのお灸の臨床研究が注目されています。この研究では、お灸と薬物治療を併用したグループが、薬物単独治療のグループよりも早期に結核の陰性化を示しました。これにより、伝統的に言われてきた「お灸をすると病気になりにくい」という一端が、科学的に裏付けられたとも考えられます。
このように、お灸は古くからの知識と、現代科学の研究によってその効果がますます引き出される施術方法です。

美容鍼灸について

シミ、しわ、たるみ、クマ、肌荒れ、ニキビ、くすみ等
幅広くお顔のお悩みにアプローチいたします。

また、「刺さない鍼」と「温灸器」を使った施術もございます。
お顔に鍼を刺すことに抵抗感のある方や大事なご予定の直前でも、安心してご利用ください。

時間と施術箇所を絞ることで血流の分散を防ぎ、お顔まわりの効率よい血流アップを目指します。
温まって血行が促進されることによりお顔の代謝がアップ。
こわばっていた筋肉はゆるみ、たるんでいた筋肉は引き締まり、お顔全体が本来の自然なバランスに調整されます。
お顔まわりがすっきりし、気分もリラックス&リフレッシュしていただけます。

詳しく知りたい方はこちら

美容鍼灸
たるみ、浮腫み、しみ、しわ、くすみ、くま、えらのハリ等の施術です。
9,800円(お顔+全身のトータルビューティーケア施術) 60分
4,500円(スタンダード施術) 20分
美容鍼の期待できる効果
皮膚および筋血流の増加

鍼は、刺した部位に局所的な微小刺激を与え、軸索反射により血管を拡張させて血流を増加さ せます。また、耳への刺激も皮膚血流を上げる効果を期待できます。
これにより、酸素や栄養が皮膚・筋肉に行き渡ります。また、血の巡りが良くなることで肌のくすみやむくみなどの改善が期待できます。

筋緊張の調整

顔面部の経穴や筋肉を刺激することで、顔の筋肉のこわばりやたるみの改善が期待できます。また、顔や耳介部への刺激は、ドーパミンやセロトニンの神経系に作用する可能性があります。ドーパミン神経系は笑顔、セロトニン神経系は抗重力筋に働きかけることで、お顔の引き締めやたるみ改善と関係しています。

ターンオーバーの正常化

皮膚の基底層にごく浅く鍼を刺す施術で、細胞のターンオーバー正常化を促します。
定期的に実施すると、健康な皮膚細胞の生産を促しシミの軽減が期待されます。

コラーゲンの生成誘発

真皮層に刺鍼することで、コラーゲンの生成を促進し、肌の弾力性の回復を誘導します。この作用は、小じわやほうれい線、たるみなどの改善に効果が期待できます。
また応用として、陥凹性瘢痕(ニキビなどの炎症の跡が凹みとして肌に残ってしまったもの)の組織下に水平に鍼を刺すことで、瘢痕の改善を狙う施術も可能です。

美容鍼効果の増強

当院では、美容鍼灸の効果を引き出すため、通常の鍼灸にプラスして以下のような施術を行います。

  1. ①温灸器での温熱刺激
    施術前にセラミック温灸器(火を使わない電子のお灸)で血流を促進することで、鍼の効果が高まります。
  2. ②微弱電流経皮電極を使用して微弱電流を流すことで、細胞の代謝が向上し、美容効果をさらに引き出すことができます。

ストレッチについて

当院のストレッチは、ご自身で行うストレッチではなくマンツーマンでの一人ひとりに合わせて調整しながら行うストレッチです。

身体がだるい、重たい、硬くて動かしにくい…などの様々なお悩みに対して、細かなヒアリングと身体のクセ・バランスに合わせたアプローチを行います。ただストレッチを受けるだけでなく、ご利用者様一人ひとりが健康になるお手伝いをいたします。

ストレッチ
肩こり等の根本的な改善を目指したい方、鍼灸施術と併せてご利用いただくことをおすすめします。
8,000円 45分
16,000円(頻繁に来れない方におすすめです) 90分